2013/09/17

C5 四国吉野川ツアー アドバンス編

3.5日分なので超長編でございますぅ~

2013年9月13日(金) 移動日
仕事を定時で終わらせ(課長にお願いして強制終了?)、車を走らせ熊谷駅へ。
駅舎へ入ると、カレーハウスCoCo壱番屋があったので、ここなら電車の間に合いそうなので入店。
 四国吉野の流れにメンタルで負けないように、チキンな気持ちにカツカレーを平らげ、メンタル面だけは準備万端。新幹線を乗り継いで、岡山駅に着いたのは23時過ぎ。


予約してあるホテルは駅から徒歩1分とあるが、駅から近すぎて地図がないので逆に分からず、駅員に聞いてチェックイン。 
 部屋に入ると段差があり躓きそうになる(汗)
とりあえず、シャワーを浴びて寝る頃には既に1時

29日目 2013年9月14日 行き先:四国吉野川(大歩危ショート×2) 艇:2011HRO
6時過ぎには起床し、7時からのホテルの朝食には間に合わないので、駅のコンビニで朝食と、大歩危行きの切符を買おうと思って券売機に行くと大歩危まで買えない?! 駅員に聞くと窓口での購入と言われ、窓口に並んで切符を買い、電車に乗り込むとソッコーでzzz... 気がつくと阿波池田駅なのでもうちょっと。

鉄橋を渡りながら川を見ると、清流吉野川濁っているぞぉ~
大歩危駅に到着すると、C5ハイエース号が迎えにきて、おはよう大歩危ショートへ。
とりあえず平常水位なのだが、平常水位は三年ぶり(汗) 昨日からの強行軍で四国入りしたので、ヲッサンにはかなり体力的に辛いぃ~...

豊永の瀬上でオットット... そして下の最後の落ち込みで下で撃沈食らって、揉まれてロールが上がらず最初っからスイムかよぉ~orz

三段の瀬手前で久々に蛙岩を拝み三段の瀬はスカウティングのため左岸で上がるが、入り口の岩ってこんなに大きかったっけ?  三段の瀬はグリーンラインが漕いでいると見えていたので問題なく通過。


岩原の瀬もエディは指定したエディが取れなくて・・・ でも無事にクリアし、上がってから、午後から参加の一名を大歩危駅に迎えに行って、WESTWESTへ。


徳島ラーメン『にし利』で徳島ラーメンネギ増量を注文し、ごちそうさまぁ~

大豊に戻り、午後からも大歩危ショート。

とりあえず、午前中に撃沈食らっているので、再現フイルムだけは避ける事ができ無事にクリア。とりあえずエリベンジとなり○

 ヤラレ氏は何故かこの岩に合掌してました


本日二本目 三段の瀬

 上がってからは池田駅近くのとんちゃんへ

風呂に行く前にとんちゃんに入り、8人でメニューの全部を4人前注文したら、山盛りが8皿も出てきて皆撃沈! 恐るべきとんちゃんのコスパ。
風呂に入って頭を洗っていると腕が重い... 久々に激しく漕いだなと感じつつ、いつもの阿波池田YHへ行き、夜のキーパーホールをして、ヤラレ氏より「明日はラフトが来る前に川に出ようと思いますので、7時にここを出ますと」連絡があり、その後就寝。

30日目 2013年9月15日 行き先:四国吉野川(小歩危) 艇:2011HRO
予定通り、今日は平常水位の小歩危に行くことになり、何としても二回連続で撃沈食らって泳いでいる大滝を完漕しなくては!
しかし、台風の影響で大雨で、過去三年間で一番寒くて、ウエアの準備だけはちょっと失敗な感じ。
鉄橋下の瀬は、どこかのHPには「ここで撃沈されるなら小歩危は諦めよ」と書いてあったので腕慣らしか?
波はデカいが、流れの寄っている左岸側に行かなければ問題ないので、途中エディをとって右岸でエディキャッチ。

森囲いの瀬
ここは「浅いので沈はありえない」&{ナイアガラに突入しないように」とヤラレ氏。
岩裏のエディを取って、落ち込みを抜けバウを左に向けて・・・えっ!?そんなに流れが速いの!? キーパーホールナイアガラに突撃は何とか避けたが、予定の左岸のルートまでは行けないので、ここは突っ込むしかない!とホールに突撃し無事にクリア。

二段の瀬
ここはスカウティング無しで、ヤラレ氏より「落ち込みを落ちると右側にエディがあるので、そこを取らないとホールに直行します」との事。
ここも無事にエディを取って無事にクリア。


二段の瀬 下から(動画提供:柿の種仙人さん

大滝の瀬
大滝の瀬前半

大滝の瀬後半
遂に来たリベンジの時! ここの左岸から入っている支流が泥水なので、以後吉野川はカフェオレ色に。
ヤラレ氏より「アドバンス編なので、右岸から入ってエディを取りましょう。そしてあのホールには行かないでください」との指令があったが、最初のアタッカーが主演男優賞を狙ってなのか? 大滝のホールに向かっていき捕まり、泳いだのを見てちょっとビビるぅ~・・・

私の番になり、エディに入るホールでバウをかなり跳ね上げられたが、無事にエディを取って下を見て、ここをフェリーして入り直ししようかとも思ったが、そのまま行くことにして本流へ入っていき、右岸の岩の終わったところを漕ぎ抜けろと心の中で叫びながら行くが、ホールの方へ艇は向かっていき「えぇ~っ!?そっちぢゃないよぉ~(泣)」と、最後の落ち込みを落ちて右にドローしてアウトウォッシュよ俺のパドルを捕まえてくれ! と思いながらいったら、何とか撃沈せずにクリア(^^)/ 初の艇に乗ったまま大滝をクリア。
下から、見るとこんな感じ(動画提供:柿の種仙人さん)

曲がり戸の瀬


小歩危最大の難所ともいわれるが、今まで二回とも撃沈の経験は無しだが、でも全く気楽な感じはナッシング。
一段目を落ちてからの二段目のルートをどうするかだが?
選択肢としては
1:奈落の左の岩を使ってブーフする
2:奈落にまっすぐ突っ込んで漕ぎ抜ける
であるが、ブーフする手前が掘れていて、直前の流れも緩いので難しそうだと判断し、とりあえずパワー勝負で奈落に真っ向勝負を挑むことにする。
一段目はリーンを掛け替えながらパドルを入れていけば問題なく下れ、奈落に向かって鬼漕ぎしていったら無事にクリア。
振り返ると、あんなに落ちてるんだ(提供:柿の種仙人さん

鮎戸の瀬
ここは右岸からスカウティング。
入り口からホールを漕ぎ抜けて、左岸からの返し波でどんな風に流れてるのか分からないような無茶苦茶な流れを、全開で漕ぎ抜けて行くしかない。
私の番になり最初のホールを漕ぎけ、流れの無茶苦茶地帯に入るので、鬼漕ぎで抜けろっ! パドルにはしっかり流れの重さを感じているが、2パドル入れたところで左からの衝撃を感じたら、気がつくと水中・・・ 一段目を落ちきるまでロールセットのままで耐え静かになったトコでロールしエディで一休み。
二回連続でやられている鮎戸の下を漕ぎ抜けると、こんなにボイルボイルしていたのね。いつもエネルギー切れでロールが上がらない訳だ。
13時半過ぎに川口に全員無事に到着。正味4時間ちょっとのダンリバであったが、既にヘロヘロ・・・
お風呂に入って、讃岐うどんに舌鼓を打ち宿へ戻ると、皆疲れていたのか21時には皆寝てしまい、明日の台風の予想を注視していたが21時半頃就寝。

31日目 2013年9月15日 行き先:四国吉野川(小歩危) 艇:2011HRO
朝起きて池田ダムの情報を見ると、流入量は激増しているが大歩危行ける水位なので、最終日は大歩危ロング。
豊永からスタートするが、一昨日の川とは全くの別物。

 豊永の上もこんな感じです

 三段の瀬は、一昨年の爆裂水量並になっていて、落ち込み下の斜めっている返し波は半端では無い感じ。
あの波に横から食われる位なら、落ち込みから斜めの返し波の手前を真っ向勝負!
ど真ん中を漕いでいくと、直前でこんなに掘れているのかよ!とも思ったが、しっかりパドルを入れて一瞬無重力状態になったような気がしたが、無事に漕ぎ抜けてセーフ。
岩原の瀬は真ん中の岩が隠れる位なので、一昨年同様一番波の高い所に行ってやれとアタックしていくと、トップのバックウォッシュがキツいけどココまで来たら行くしかない! と突っ込んで行くと、一瞬波のトップでHEROは一時停止してしまったが、波の向こう側にパドルを入れてファイトォ一発!と漕いだら前へ進んだが、超焦った・・・

岩原下で大きなウエーブに乗ろうとしたら、いきなり背中をバックウォッシュで押され撃沈、ロールを試みるも全然パドルに浮力がなく、あ~んどうなってんだ?(超汗)で結局脱。
脱艇しても全く顔が水面に出ずに「吉野に行くときはライジャケの一番浮力のあるのを」の言葉を水中で思い出すが、レスキューに来たヤラレ氏は後で「頭が出ずにくるくる回って人間ミステリームーブのようだった」と笑って語っていたが、まぁ無事だったので笑い話って事で。

そして国境の瀬

ラフトの動きを見てから、ヤラレ氏が「このラインなら何事もなく行けます」と言われているのですが、指定のルート通り行けずに、段差のあるラインを堪能(爆)

 この辺から向かい風が非常に強くなり『私のパドルは鉄製か?』と思える程パドルを立てると重い・・・ それにボイル&渦が多数存在していて全く気が抜けなく、体力は消耗していくばかり・・・

まんなかでエディキャッチして終了!
また台風に振り回されたけれど、川の上では楽しい四国吉野川ツアーでしたが、目下の問題は富士川の増水で運転見合わせで、15時運転再開の新幹線か?


 ヤラレ氏に阿波池田駅まで送ってもらい、南風岡山行き(現世行き?)に乗って岡山駅へ。

岡山駅に着くと、15時まで止まっていた新幹線も定刻通り動いているようで、とりあえず駅弁買って新幹線に乗車。 
東京駅まで3時間チョイあるので、ウルトラブックを使ってブログの下書き&画像と動画の確認作業をして時間を潰すが、岡山駅スタートは定刻であったが、段々と電車が遅れ始めて、新横浜から先は、ホームに前の電車が詰まっているので立ち往生・・・

東京駅に到着し、上越新幹線乗り場に向かうとあと出発まで1分だとぉ~っ?! ダッシュで階段を駆け上がり電車に乗ると(駆け込み乗車ではありません)、スグに扉が閉まり新幹線は発車! 車内のアナウンスを聞き自由席車両に移動し、座ってほっと一息。

熊谷駅に到着し、駅員に「台風の遅れで乗れなかった指定席はどうなるの?」と聞いたら、1200円キャッシュバックしてくれ、駐車場で4日分の2400円也を支払って自宅まで。

自宅には23時59分に到着。帰りはかなり時間がかかったけど、楽しい四国吉野川ツアーでした。




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